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【おもろいやん!日比谷Bar】第2話 上京物語

第2話 上京物語

どうもお世話になっております、
八木高司です。
自己紹介は終わりましたので、
そろそろ外食にまつわる話をしないといけませんわね。

当時のヒット曲で
シャ乱Qの「上京物語」がありましたが、
その曲に乗って車で上京してきました。

初めて実家を出ることになったので、
両親が引越しを手伝うと言い始めて、
トラックに荷物を詰めて3人で高速道路を飛ばして来たのです。
なんて親不孝の子供なんでしょう(もうええ歳でしたが)。
両親が引っ越し先のアパートで一泊だけして、
トラックで帰った後体調を崩しましてね。
環境の変化に身体がついて行かなかったのでしょうけど、
情けないことが続くものです。
2、3日して体調の快復をはかり、
そろそろ行動しなくてはということで、職探しを始めました。

音楽関連のバイトなんて、
フロムエーには載ってませんよね。
先ずラジオDJの件は、後から考えるとして、
食べるためには働かなくてはいけない。
そうすると自然と、
確実に食べさせてくれる飲食店を探すことになります。
とは言え、高校生の時に皿洗いや
結婚式場の配膳ぐらいしかやったことがない私です。
いろいろある飲食店の中から何を選ぶか悩むところです。

話は戻りまして、神戸で宝飾店に勤めている当時ですが、
社長にかっこいいBARに連れて行って貰いました。
三宮でも有名なBARだったようで
(震災で苦楽園に移転してしまいましたが)、
めちゃくちゃかっこいいお店でした。
提供されるお酒が美味しいのは勿論、
働いているバーテンダーがカッコ良かった。
宝石屋に働いていなかったら、
バーテンダーをやってみたいと思ったものです。
憧れましたわ。

ということで、
フロムエーでバーテンダーの仕事を探してみた訳です。
いろいろ見ましたが、
BARのバーテンダーという仕事の募集はなかった。
ちょっと怪しげなバーテンダーの仕事ならありましたけどね。
その中に1つだけ、
「カクテルやお酒を憶えて、自分で作れるように教えます」。
そんなことが記載されているお店があったのです。
場所は「茅場町」という駅の近く。
しかしこの「茅場町」、
田舎の者の関西人には何て読むのか分からない地名ですよね。
「めばちょう?」「きばちょう?」・・・
東京に来て1発目の面接を受けてみることにしました。
頭はチリチリパーマだったけどね。



今日はここまで。

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