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【愛こいそいどい】第3話:Soy de Japón.(ソイ デ ハポン)

昔からプロレスや格闘技が好きでよく見ているのですが
思い返してみると
小学生のころアントニオ猪木や藤波辰爾、長州力など
新日本プロレスのスター選手の試合を
生で観たことがきっかけだったと思います。

学校の休み時間になったら卍固めやサソリ固め、
飛龍原爆固め(ドラゴンスープレックス)などの技を
友だち同士で掛け合って元気に遊んでいたのが懐かしいです。
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90年代半ば頃になってプロレス人気にややかげりが見え始めた代わりに
K1やPRIDEといった格闘技に夢中になる日本人が増え、
日本中の格闘技ファンがおそらく大フィーバーしたのが、
2000年に行われた桜庭和志V.Sホイス・グレイシーの90分にも及ぶ死闘でしょう。

それまでは勝つか負けるかの「戦いの場」であった総合格闘技に
エンターテインメント性を生み出したからこそ、
今まであまり格闘技に興味のなかった女性や若い子らに受け入れられ、
メディアも注目するメジャーな存在になっていったのだと思います。

総合格闘技が注目される代わりに
子供の頃大好きだった新日本プロレスは
黄金時代から暗黒時代に入っていく訳ですが
棚橋弘至や中邑真輔、
オカダ・カズチカ、内藤哲也といった新しい世代のスターたちが
単純明快に質の高いコンテンツ(プロレス)を作って、
プ女子と呼ばれる新しいファン層や海外のファン、
昔からのファンをもう一度振り向かせることができたのが
今の新日本プロレスの復活劇とも言われています。

特に、NHKの「プロフェッショナル 仕事の流儀」でも取り上げられた内藤哲也選手が
インタビューやマイクパフォーマンスで使っている日本語とスペイン語をミックスさせた「トランキーロ!あっせんなよ!」や
「ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン」などの掛け声は、
内藤選手と一緒に叫べぶと気持ちがいいフレーズ(魂の言葉)なんですよね。

鍛えられた肉体と肉体がぶつかり合う迫力だけでなく
現代的なエンターテインメント性も加わり、
魂を込めた漢(オトコ)の叫びが激しくぶつかり合うリング(戦場)

今後も要注目です。

※スペイン語で「〜の出身です」という意味の「Soy(ソイ) de〜」。
スペイン語で話す機会にもしかしたら役立つかもしれません(汗)






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