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「アメリカバーボン海外研修 前編 」海外研修チーム

皆様こんにちは。
日頃、ホームページの更新をしておまります
日比谷Bar本部の下鳥です。
先日、サントリー吉井様アテンドのもと、本部田中、四谷店稲生、
WAPIRITS石川の四名でアメリカバーボン研修に行かせて頂きました。

成田からヒューストンにて乗り換え、約14時間。
バーボンウイスキーの生産地、アメリカ、ケンタッキー州の西部、ルイビルへ。


ルイビル市内のメインストリート、
FOURTH STREETには、レストランやBARが数多く存在します。
日本でも有名な TGI FRIDAYSやHard Rock Caféなども発見!
そして、ルイビルはバーボンの他にも野球のバット製造とケンタッキーダービーが有名です。
ストリートにはバットミュージアムや馬をモチーフにしたオブジェが沢山存在していました。


1日目の夕食はガレージを改装したお店、その名も『garage』へ。
バーボンの街だけあり、バックバーはバーボン一色!!
そんな中、バーボン樽で熟成させたビールで乾杯!
ビールの色はウイスキーよりももっと深い茶色で、ほのかにウイスキーが香ります。
お店はいろいろな年代の地元客の方で賑わっておりました!
その後 、BARを二件回りましたが、行くところ行くところバーボンの品揃えに驚かされました。


いよいよ二日目は、蒸溜所見学です。
ルイビルから車で一時間半、自然に囲まれた
ケンタッキーで一番小さな蒸溜所、メーカーズマークへ。
メーカーズマークは国定歴史文化財に指定されている唯一の蒸溜所です。
建物は深い茶色と、ボトルの封蝋にも使われている赤色でできており、
蒸溜所の至る所に地元の方が書かれた絵画やオブジェが!


パワフルでお話上手な蒸溜所の教育担当、デイブ氏にお出迎え頂き、
蒸溜所の隅々まで見学をさせて頂きました。
メーカーズマークは、ハンドメイドバーボンの名称で有名ですが、
ハンドメイドとは手作りという意味だけではなく、
「全てに手をかける」「目をかける」という意味が込められているということ?
どんな小さなものでも、大きなものでも、一つ一つ手を抜かず完璧に、
外には任せず全て蒸溜所内で、いつも同じ状態をキープするのがプロセスだということを教えて頂きました。



ひとつひとつの設備はけして大きくなく、
全て自社手作りしていることに驚きました。
昔ながらのやり方を大事にしながら、大量生産よりも
品質維持を大事にしていることを場面場面で感じることができました。


二つ目の蒸溜所は、ジムビームです。
バーボンの世界No.1ブランドだけあり、
一カ月30日、24時間フル稼働!
そして毎日の生産量が約16万6千リットルにも及ぶそうです。
敷地内はとても広く、バスで移動します。
昔ながらの樽詰め、瓶詰めも体験させていただく事ができました!




3日目。
まずはワイルドターキーへ。
蒸溜所の正式名称はオースティンニコル蒸溜所といい、
ワイルドターキーがあまりにも有名になった為、この名前で呼ばれているそうです。


ワイルドターキーは一箇所で生産している規模はNO.1ですが、生産量は4番目とのこと…
日本はオーストラリアに次、輸出量が多い国だそうです。
ワイルドターキーの樽はリサイクルされ、
アイリッシュウイスキーのジェイムソンや蒸溜所近くのワイナリーにも販売されるそうです。


ワイルドターキーの後はフォアローゼスの見学となりますが、
明日のブログ後編でご報告させて頂きます。