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「2015年度テーブルマナー研修」教育研修チーム

こんにちは、日比谷Barの食卓新宿店豊永貴史です。
先日、新宿にあるハイアット リージェンシー東京ホテルに
日比谷Barのスタッフ15名でフレンチのフルコースを楽しみながら
テーブルマナーを学ぶテーブルマナー研修に行かせて頂きました。


まず到着して最初にテーブルマナーの基本や
歴史などを教えて頂きました。
テーブルマナーが生まれたのは
なんと今から500年も昔の1500年くらいにフランスで生まれたそうです!
そんな昔からあったのにはとても驚きですね!
そしてテーブルマナーとは他人の立場を考えながら食事をすることだそうです。
う〜ん、食事をしながらでも他人のことを考える。素敵ですね!




さて、座学が終わりいよいよ待ちに待ったお食事です。
まずは白ワインで乾杯。
そして料理もサービスされます。
一品目から雲丹のブランマンジェと彩野菜のテリーヌ、
カボチャのクリームスープ、マコガレイのアネット風味、
牛フィレ肉のフィセル、ホワイトショコラのムースが出てきます。










どれもとても美味しそうなのですぐに食べたいとこですが
一つ一つホテルの方がシルバーの使い方や料理によって
違う食べ方などを説明してくれます。
なによりも一番食べづらかったのがマコガレイのアネット風味です。
魚料理はひっくり返してはいけないみたいなので、
うまくナイフをいれて身から骨を外します。
ここに書くとあまり伝わりませんが本当に難しいのです!
他の皆もこのときだけは無言になっていました。(笑)

約2時間のテーブルマナー研修が終わり知らなかったことや
知っていても意識していない事を教わる事ができたとても
濃い研修になりました。
これからは最初にあった他人の事を考える。
という利他を追求して最高のおもてなしを皆様にお届けいたします。


引率で付いてくれたSV吉田裕紀から、締めの挨拶を一言。
入社1年位のスタッフとテーブルマナー研修に行かせて頂きました。
社会人、プロのバーテンダーとして恥ずかしくないように、
フランス料理のコースを食べながらマナーを学ぶ研修です。

テーブルマナーとは「他人の立場を考えながら食事をする」
と教えて頂きました。
同席者、(知人、初対面関係なく)、他のテーブルや、サービスする方、
調理する方の立場を考えながら食事をするという事です。
Barのマナーも同じですね。
お酒が入り、判断力を失う方もいます。
大声になってしまったり、飲み過ぎてしまったり。
それをうまく導いていくのも私達の仕事です。
またそのお酒に対する楽しみ方の提案、お客様の時間を
うちのお店で楽しんで頂くための提案をしてゆくのも私達です。

マナーと考えると色々ルールがあって難しいイメージがあるかもしれませんが、
「他人の立場を考えながら食事をする」と考えれば学ぶべき事や、
すべき事を自ら身につけたくなります。
今日はおまけで、茶わんや、お椀、箸の取り扱いについても教えて頂きました。
意外と知らない基本的な事もありました。

食を通じ、今回参加した同士と志気を高められたと感じます。
これからも、お客様に喜ばれることに精進して参ります。
ありがとうございます。